
最近、思い切って自宅をDIYする方が増えてきていますよね。
日曜大工なんてやらないなんて考えが主流でしたが、雑誌『GOOUT』を筆頭に様々なメディアにおしゃれな部屋が取り上げられたことをきっかけに人気に火がつきました。
その中でも誰にでも簡単にできると注目を浴びているのが”ディアウォール”です。
そこで今回はディアウォールの設置方法を紹介していきます。
ディアウォールとは?
簡単に説明すると、天井と床の間に木材を突っ張らせて柱として利用することを指します。
下の画像がその例です。2×4の木材(以下ツーバイフォー)を天井と床の間に突っ張らせて服を掛けています。

出典:Amazonのラブリコ商品ページより
今DIYをしている方にとって1番ホットな技術になります。このやり方を応用して、本棚やテレビ台などを制作することができるのです。
棚を買わずとも簡単にまた低コスト、そしておしゃれに作れるのがディアウォールの魅力です。
そもそもディアウォールとは若井産業が製造している床と天井に突っ張らせるためのアジャスターの名前からきています。 他には「突っ張り棚」と呼ぶ人もいます。
でも、ディアウォールとGoogleに検索をかければすぐにその記事が見つかるので、「ディアウォール」という名称の方が浸透していることと思われます。
ディアウォールのやり方
用意するもの
1本だけの場合、必要なものは以下の通りです。↓↓↓
- 2×4の木材(ツーバイフォー)
- ラブリコのアジャスター
- 塗料
以上の3つになります。塗料はお好みですので、木材とアジャスターがあれば準備はOKです。
アジャスターは多くのメーカーで製造していますが私は「LABRICO(ラブリコ)」が出しているものを利用しています。 安価で非常に使いやすい仕組みになっているのでおすすめです。
また、2本立てて真ん中に1本木材を流してH型にするのであれば
- 木ビス(木ねじ)
- インパクトドライバー
が必要になります!!
やり方は順を追って説明していきましょう。
ディアウォールの設置方法
1床から天井までの高さを採寸
1番目の手順にして1番重要な作業になります。メジャーなどを駆使してお部屋の天井の高さを計りましょう。
22×4の木材をカット
前の手順で計測した天井の高さを元に木材をカットしていきます。 カットする際の注意点ですが、天井の高さでそのままカットするのではなく天井の高さから95mm短く加工してください。
そのままカットしてしまうとラブリコのアジャスターを取り付けることができなくなってしまいます。
カットする際は自宅でノコギリや丸ノコを利用して切断してもいいのですが、ホームセンターで木材を購入する際に加工してから買うこともできるのでそちらの方が便利だと思います。
ですので2×4の木材を購入する前にあらかじめ寸法を出しておくことをおすすめします。
3カットした木材を塗装
こちらはお好みになります。木材そのものでもかなりいい味を出してくれるので塗料を塗らない方も多くみられます。
塗料を塗っておしゃれな色合いを出したい方にはこちらのワトコオイルがおすすめです。 塗ってから1週間ほどは少し匂いが気になりますがそれ以降は感じなくなります。 カラーバリエーションも豊富で、DIYに力を入れている方の多くが愛用している商品になっています。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
4木材にラブリコを装着
床につく面にボルトがついていない方を履かせます。 反対側にはボルトのついている方をかぶせ取り付けたい壁面に垂直に立たせます。
この作業は木材が倒れてケガをしたり、壁や床に傷をつける場合もありますので2人での作業を推奨します。
5固定
取り付け位置が定まったら脚立や椅子を使って上部のジャッキを固定します。 上から見て時計周りにジャッキを回すことで固定することができます。
しっかり固定しておかないと強度が弱くなってしまったり、急な転倒を招く場合があるので注意しましょう。
しっかりと固定されていると手で揺らしてもビクともしません。
以上の手順でディアウォールの取り付けができます。 文面だけを見れば結構めんどくさそうに見えますが実際にやってみるとかなり簡単です。 やってみたいと思った方はすぐに実践してみるのがおすすめですね!!
私の場合はこのディアウォールを駆使して壁掛けのテレビを設置しました。 この壁掛けテレビの設置方法は今後記事にしていきたいと思いますので、更新をお待ちください!!
まとめ
日本に訪れたDIYブーム。そのDIYの基本と言えるディアウォール。収納としてもおしゃれとしても活用できるこの技術は覚えていて損はありません!
自宅のお部屋をおしゃれにしてみましょう!!
簡単にできるのでぜひ挑戦してみてください!!
またこのディアウォールを活用した収納棚の作り方や壁掛けテレビの設置方法などの記事も随時更新していきたいと思いますのでそちらの方もぜひチェックしてみてください!!
この記事をご覧いただきありがとうございました。